ワンルームの原状回復にかかる費用はどのくらい？
editor年が明け、1月から3月は賃貸マンションの退去や入居が増える時期となります。
そこで今回は、ワンルームの原状回復にかかる費用についてご紹介します。
具体的にどのような内容をやるの？
前の入居者が退去された後の原状回復工事として、どのような内容を行うのでしょうか。
一般的には、お部屋や水回りのハウスクリーニングや、エアコンの内部洗浄、お部屋のクロスの状態に応じてクロス貼り替え、換気扇やエアコン、給湯器等設備が古くなっている場合交換をしたりといった内容を行うことが多いです。
ワンルームの原状回復にかかる費用は？
それでは、ワンルームの原状回復工事にかかる費用はどのくらいでしょうか。
費用は実施する工事内容により異なります。
ハウスクリーニングは、ワンルームだと20,000~30,000円程度必要となります。
※ハウスクリーニングの費用相場についてはこちらの記事でご紹介しています。
【参考】退去後のハウスクリーニング 概要や費用相場、費用負担について
他にクロスの貼り替えを実施する場合、全面を貼り替えるか、1面だけを貼り替えるか、どのようなクロスに変更するか等により異なりますが、 30,000~50,000円程度必要となります。
他にエアコン、給湯器、コンロ、換気扇等設備の交換が必要となる場合は、別途費用がかかります。
ワンルームの原状回復にかかる費用負担はどうなるの？
それでは、原状回復にかかる費用の費用負担はどうなるのでしょうか？
貸主負担とされるもの、借主負担とされるものについては以下の記事で紹介しています。
基本的に、通常使用した範囲でついた汚れや傷、経年劣化による部分は貸主負担となり、通常使用の範囲を超えた使い方により発生した傷や汚れは借主負担とされています。
【例1】クロス貼り替え（一面のみ）とハウスクリーニング
前に入居されている方がきれいに使っており、借主さんに負担いただく原状回復費用も発生しないお部屋でした。
ハウスクリーニングのみで次の方にお貸しすることができますが、一面の壁部分にクロスのよれがあり、コストをかけず印象的なお部屋への変更をしたく、壁一面のみアクセントクロスに変更しました。
他にはエアコン洗浄含めハウスクリーニングを行いました。
例）65,000円+消費税
【例2】クロス貼り替え（全面）とエアコン交換・ハウスクリーニング
退去の後の状況はかなり汚れた状況のお部屋。前回クロス張替を行っていたのが6年以上前であり、全体的に黄ばんだ状態だったため、クロスの全面張替を行いました。
新社会人の女性や学生さんをターゲットとしたお部屋なので、柔らかい印象のお部屋にしたく、一面をイエローのアクセントクロスとしました。
他に、エアコンの年数が10年超でしたのでエアコン交換を実施したり、トイレ換気扇の動きが良くなかったため換気扇交換を行いました。
例）165,000円+消費税
どのような工事内容を行うか、広さはどのくらいか等により、費用は異なります。
また、年明けから4月頃までは入退去が多いため工事日が先になっていまうケースがあります。アパートやマンションを所有されている大家さんについては、原状回復工事を依頼するリフォーム業者を決めておき関係を築いておく、退去予定があれば早めに相談する等をすることをおすすめします。
株式会社Reホームサービスは、賃貸アパートや賃貸マンションの退去に伴う原状回復工事やハウスクリーニングも承っております。
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